現在の「真っ当に使えるレベル」になってからのUMPCの再登場ブームの先駆け、7インチ・8インチサイズのUMPCが多々登場する火付け役とも言われた意欲作です。
中国・深センのデバイス製造メーカーGPDがクラウドファンディングで購入希望者を募って生産したこちら、
CPUはAtom x7-Z8750と、若干非力ながらも、初代作から8GBメモリを積む小型マシン。
他の7インチマシンに比べ、軽量さ(500g未満)も目立つ、容易な持ち運びに優位なモデルです。
米国のクラウドファンディングで資金調達して、募集額の1500%オーバーとなったとされる人気作です。
公表されているスペック一覧です。
初期OS | Windows10 Home |
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ディスプレイ | 7インチ WUXGA(1,920×1,200ドット) |
CPU | Atom x7-Z8750(Cherry Trail)/1.6GHz/4コア |
GPU | Intel(R) HD Graphics405 (プロセッサ内蔵) |
PassMarkスコア | 1289 |
ストレージ | eMMC:128GB(増設不可) |
メモリ容量 | 8GB LPDDR3-1600 |
重量 | 480g |
インターフェイス | USB3.0 Type-C、USB 3.0、Micro HDMI、無線LAN、Bluetooth、音声入出力 |
バッテリー | 7,000mAh(約12時間稼働) |
充電 | 付属ACアダプタ5V/2.5A(PD対応 12Vも可) |
メモリ8GBで増設不可と、昨今の、ソフトやアプリを多重起動するような使い方では若干心もとないですが、
そもそもディスプレイが小さいので、あまり同時に複数作業するような使い方の想定はされていないですし、
CPUも非力なので、単独で、出先でOfficeソフトを使ったり、メールを打ったり、ライターさんが記事を書いたり、みたいな用途が中心かと。
他の多くの7インチUMPCが500g越えなのに対して(550g前後の商品が多い)、本製品は480gとかなり軽量で持ち運びやすいマシンに仕上がっています。
本製品のレビュー動画などです。