代用技術などで安価に食べられるようになった高級食材のエンガワ
![]() |
元々高級食材であったが代用魚の普及で安価に食べられるようになったエンガワのご紹介。
97 view
2020-08-10 20:20:13
|
エンガワとは
えんがわ(縁側、エンガワ)とは、魚の部位の通称で、刺身や寿司のネタの一つ。ヒラメ、カレイの鰭(ひれ)を動かすための筋肉のことをいい、コリコリとした舌触りが好まれる。身の形が家屋の縁側に似ていることからそう呼ばれる。
同部位の骨をもふくめて「えんがわ」ということもあり、その骨は解剖学的には担鰭骨(たんきこつ)という。
同部位の骨をもふくめて「えんがわ」ということもあり、その骨は解剖学的には担鰭骨(たんきこつ)という。
寿司ネタで「えんがわ」といえば、本来は、ヒラメのえんがわを指していますが、ヒラメのえんがわは、基本的にヒラメ一匹から4貫分しか取れないため、大変高価な食材です。
このヒラメのえんがわは、店舗によりますが、高価な寿司ネタであることが多いです。
このヒラメのえんがわは、店舗によりますが、高価な寿司ネタであることが多いです。
代用魚のおかげか
回転寿司で単に「えんがわ」と表示して安価で販売されている場合、カラスガレイやアブラガレイ、オヒョウといったカレイ目の代用魚のえんがわが使われている。
こうした代用魚のおかげで高級でなかなか手の出なかったエンガワが一般人の口に入る値段でも提供されるようになったことは、僥倖かと。
こうした代用魚のおかげで高級でなかなか手の出なかったエンガワが一般人の口に入る値段でも提供されるようになったことは、僥倖かと。
かつては、寿司ではただエンガワと言えば、このヒラメのエンガワを刺していたが、同時に高値のため、手が出にくかったのも事実。
現代のエンガワとは
多くの場合、カラスガレイやオヒョウが使われているようです。
もちろん、脂が乗っておいしくて、その上安ければ、騙しでなく、わかって食べる分にはまったく構いません。
もちろん、脂が乗っておいしくて、その上安ければ、騙しでなく、わかって食べる分にはまったく構いません。
エンガワ♡
— 石原 (@radiTqIAu1wSluu) August 10, 2020
あと1件! pic.twitter.com/Ild2OCRNcX
同カテゴリ人気ランキング
同じカテゴリ内でもアクセスの多い人気ページをご紹介。同カテゴリリンク集
同カテゴリのお役立ちサイトをランダムでご紹介。
2015-12-10
血生臭いとか、筋が多くなりがち、ということで、実質アラ扱いで激安食材になる血合い。きちんと料理すればおいしく食べられて、栄養も豊富なのでご紹介。
2015-07-06
煮てよし、焼いてよし、生でよし、の様々な食べ方で古くから日本で愛されている牡蠣(カキ)の紹介です。
2015-11-09
古くから日本人に食べられ、ヘルシーかつ栄養豊富な海藻のもずく紹介まとめです。
2013-05-31
魚肉すり身を使ったおいしい加工食品のカニカマのグルメ紹介まとめです。
2015-05-20
近年高騰し続けるウナギに代わって、他の食材でウナギ風にした商品が続々と登場しています。その内の特に身近でも徐々に手に入るようになってきたものをご紹介。
2014-07-13
海藻の一種で日本人によく食べられているひじきのおいしいグルメ紹介まとめです。
2015-06-11
地域毎に別名までついていて、ブランドガニまで存在するほど各地で人気高く、そのおいしさで珍重されてきた蟹のズワイガニの紹介まとめです。
2015-12-10
北海道の名物郷土料理にしてイカをおいしく食べさせてくれるいかめしのご紹介。
2016-06-01
帆立貝(ホタテガイ)の外套膜部分である貝ひものおいしい食べ方などのご紹介。
2015-01-14
日本人の食事で古くからダシ文化を支える中心食材として活用されてきた昆布の、ダシの他、料理の利用法までご紹介。