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5.5インチタイプ

7インチタイプ

8インチタイプ

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GPD WIN

中国のShenzhen GPD Technologyが製造するUMPCで、日本での総代理店は緑屋電気。
2016年中旬にクラウドファンディングサイト「Makuake」で先行発売予約が開始となり、瞬く間に予約完売状態になった、人気のゲームプレイ用の小型ノートと言った役割が見込まれたUMPCです。

5.5インチディスプレイということで、UMPCの中でも特にディスプレイが小さく、さらにゲーム想定の作りのため、キーボードのキーピッチは7.5mmと、一般的なキーボードに多い、18mm前後から比べると半分以下ですが、
本作の強みはゲーム利用に便利であることなので、
物理的な、十字キー、ABXYキー、左右アナログスティック、L1/R1ボタン、L2/R2ボタンも搭載しています。
これらは主にWindows上でエミュレーターを動かした際に、各種家庭用ゲーム機のコントローラー相当の使い勝手を実現してくれて、
約380g(実測369gほどという報告も)という軽さもあわさって、携帯ゲーム機として活躍します。

Cherry Trail世代のAtom CPU(GPU内蔵)、メモリ4GBということで、ネットサーフィン、Office製品利用等の、軽めの作業でしたらこなせることや、レトロゲームのエミュレータならサクサクと動作しますが、
いかんせんグラフィック機能の弱さで、昨今の、ハイスペックを要求するPC専用ゲームを行うには不足です。

PC用ゲームを行うならば、低スペック環境も想定されて軽量にチューニングされているブラウザゲームくらいまでが限界かと。

本体の380gという軽さと、モバイルバッテリーでも給電可能なことで、携帯性は抜群で、ちょっとカバンに入れて持ち運ぶくらいはまったく苦になりません。
専用ポインティングデバイスはついておらず、マウスモードにして、アナログスティックでマウス操作は行うことになり、多少の慣れは必要ですが、そもそもキーピッチの小さ過ぎるキーボードであることから、通常の文字入力やマウス操作を伴うような作業はあまりないでしょうから、もっぱらゲーム&出先でのネット確認機といった用途が本製品にはふさわしいかと。


スペック

公表されているスペック一覧です。

初期OSWindows10 Home
ディスプレイ5.5インチ WXGA(1280×720ドット)
CPUAtom x7-Z8700(Cherry Trail)/1.6GHz/4コア
GPUIntel(R) HD Graphics (プロセッサ内蔵)
PassMarkスコア1330
ストレージeMMC:64GB(増設不可)
メモリ容量4GB LPDDR3-1600
重量380g
インターフェイスUSB 3.0 Type-C×1,USB 3.0 Type-A×1,HDMI Mini×1,microSD
バッテリー6700mAh
充電付属ACアダプタ Type-C 5V/2.5A(PD対応 12Vも可)

レビュー動画


gpd_win.txt · 最終更新: 2024/11/02 18:38 by moepapa