近年登場、HYPERSTRIX社製の、折りたたまない、しかし物理キーボードを搭載する小型パソコン、
OmniOne UB02
です。
この手の5,6インチ級ディスプレイ搭載機は、ほとんどが家庭用ゲーム機にかつてあった、PSP(プレイステーションポータブル)のような、小型ディスプレイの横にゲームコントローラーだけついた携帯ゲーミングPCか、GPD WINのように(古くはONKYO製PCのような)、小型でも物理キーボードを搭載してクラムシェル型にしているものが多かったものですが、
こちらのOmniOne UB02は閉じないタイプ、タブレット型なのに、ディスプレイ下部に物理キーボードがついている、ほぼ正方形という、類を見ない独特な形状の小型PCとなっています。
画面が小さいので見るのは大変ですが、このサイズでintel N150という小型PCでは十分な性能のCPUを積み、かなりの用途に自由に使えるPCに仕上がっている名機です。
正直、500g以下クラスで物理キーボード搭載でこの性能というのは当分の間唯一無二なんじゃないかと思っています。
5.7インチで5点同時タッチ対応のディスプレイに、最新のIntel N150 CPUに加え、交換可能なDDR4 SODIMM 8GB×1枚(最大16GB、非公式ながら32GB迄対応)、M.2 2280 256GB SSD(PCIe 3.0×4接続 or SATA3両対応)、Wi-Fi 6/Bluetooth v5.3、有線LAN(1Gbps)、バックライト内蔵キーボード、6時間駆動バッテリー(USB Type-C、PD充電対応)、Windows 11 Proなど
436gの小型筐体に最新鋭とまでは言わないまでも、小型パソコンの中では相当な性能のある代物です。
500g以下クラスの小型パソコンなのに、メモリやストレージが換装可能というのは珍しいです。
また、この手の小型PCでは珍しい、外部映像出力が、最大2系統出力(HDMI 2.1×1ポート、Display Port 1.2×1ポート、USB Type-C(DP Alt出力)×1ポートの内2系統使用)可能という、普通の小型PCはあくまで出先で利用する用のメモ用マシンとか、もしくはその携帯性を活かして、小型ゲーム機とする場合がほとんどでしたが、このマシンの場合、低電力なのにまあまあ高性能なCPUの性能を活かして、メモリを大きめにして、外部ディスプレイを2枚つなぎ、なんなら家庭用デスクトップPCとしてすら利用できる1台です。
本体ディスプレイが小さいので、監視ソフトでも常駐させておくサーバー用の小窓みたいにして、外部の大きいディスプレイを2枚繋いて仕事用途などにも十分使えるかと。
公表されているスペック一覧です。
| 型番・名称 | OmniOne UB02 |
|---|---|
| メーカー | HYPERSTRIX(製造元: Shenzhen Ucalcul Technology Co., Ltd) |
| 初期OS | Windows 11 Pro |
| ディスプレイ | 5.7インチ HD(720×1280ドット) |
| CPU | Intel N150(Intel Twin Lake)/Max 3.6GHz/4コア4スレッド PassMarkスコア 5392 |
| GPU | Intel® Graphics (プロセッサ内蔵) PassMarkスコア 3200 |
| ストレージ | SSD:256GB M.2 2280 (NGFF/SATA3、NVMe両対応(PCIe 3.0×4接続)) |
| メモリ容量 | DDR4-3200 SODIMM 8GB×1枚(公式で16GBまで、非公式で最大32GB対応) |
| 映像出力 | 最大2系統出力(HDMI 2.1×1ポート、Display Port 1.2×1ポート、USB Type-C(DP Alt出力)×1ポート) |
| 音声出力 | 3.5mm AUX出力×1ポート |
| 寸法 | W(横幅): 158.5 × H(高さ):136.5 × D(奥行): 20.5 mm |
| 重量 | 約450g |
| キーボード | 英字配列キーボード(バックライト付き) |
| インターフェイス | 上部: 3.5mm AUX出力、HDMI 2.1×1ポート、Display Port 1.2×1ポート、USB 3.0 Type-A(5Gbps)×2ポート、有線LAN(RJ45)×1ポート 右側面: USB Type-C USB 3.0/5Gbps×2ポート(上部ポート: 充電専用、下部ポートフル機能) |
| バッテリー | 7.6V/2150mA、16.34Wh(約4~6時間駆動) |
| 充電 | 45W(USB PD 20V/2.25A) |